2011-02-17 第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
除雪機を確保してほしい、消雪施設の確保や維持をしてほしい、歩道除雪機の助成をしてほしい、独居老人や障害のある方々の住居への除雪等の補助をしてほしい、そういった声が各自治体に毎日のように入ってきています。ただ、お金がなくてはやりたくてもやれません。そういった中で、今の答弁を聞かれまして、地方自治体の方々や地域の方々も安心されたと思います。本当にありがとうございます。
除雪機を確保してほしい、消雪施設の確保や維持をしてほしい、歩道除雪機の助成をしてほしい、独居老人や障害のある方々の住居への除雪等の補助をしてほしい、そういった声が各自治体に毎日のように入ってきています。ただ、お金がなくてはやりたくてもやれません。そういった中で、今の答弁を聞かれまして、地方自治体の方々や地域の方々も安心されたと思います。本当にありがとうございます。
○増田政府参考人 冬期の道路の交通を確保するための方策等につきましては、積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法という法律がございまして、この法律に基づきまして、除雪事業のほかに、防雪事業といたしまして、今御指摘がありました消雪施設、融雪施設の整備、それから凍雪害防止事業といたしまして、例えば流雪溝の整備等を行っているわけでございます。
現在の整備状況でございますが、関連部分を申し上げますと、いわゆる消雪パイプ類、消雪施設、消雪パイプにつきましては、一般国道から市町村道まで計で三千九百二十一キロ、既に整備が済んでおります。それから、流雪溝につきましては、これも一般国道から市町村道まで計でございますが千四百四十四キロ、整備済みということでございます。
まず、克雪施設につきましては、地域住民が共同で運用をいたします流雪溝や先導的技術を活用した消雪施設などを対象事業としております。山形県の米沢市では、流雪溝を整備しておりまして、流雪用水として河川からの水を使用しておりますが、流雪用水を流雪溝の下流側からポンプアップいたしまして再利用する仕組みで水量の確保を図っているところでございます。
そこで、安全を図るためには除雪に特に力を入れなければいけないということで、二カ所の雪崩防止さく、これをつくっておりますし、また総延長三・八キロメートルの間は消雪施設、いわゆる雪を解かす消雪施設の整備を実施しております。
それからさらに、急な坂道等の対策といたしまして、坂道前後のチェーン着脱場の整備、あるいは消雪施設、砂箱の設置、凍結抑制舗装等の対策も推進しているところでございます。また、除雪機械につきましても、機械的に粗面を形成いたしまして摩擦係数を増加させるために、粗面形成装置を設置した例えば除雪グレーダー等の導入を図っているところでございます。
こういうスリップ等の路面凍結の問題につきましても、私どもとしても、例えば凍結防止剤の散布であるとか、あるいは消雪施設の設置、特に交差点なんかでスリップ事故等が多発しておりますので、そういう消雪施設等を積極的に整備していくことが必要であろうということで、消雪施設の実施等についても今後力を入れてやっていきたいというふうに考えておるところ でございます。
それから、あとは消雪施設、特に交差点とか事故の起こりやすいところにつきましては消雪施設を積極的に整備していこうということで、実は平成七年度からは消雪施設の実施対象地域を、今までは積雪地域だけに限定していたわけでございますが、寒冷地域も含めた積雪寒冷地域全体に拡大しようというふうに考えているところでございます。
また、急な坂道等ではどうしてもやはりチェーンをつけていただかなきやいけないというようなケースが出てまいりますので、チェーンの脱着場の整備等もやっていますし、そういう坂道では消雪施設等につきましても、できるだけ整備するように努めてまいりたいというふうに考えております。また、スリップ防止のための砂の散布なども必要でございますので、そういうものの設置等も進めているところでございます。
急な坂道等の対策といたしまして、坂道の前後のチェーン着脱場の整備や消雪施設、砂箱の設置等の対策を推進しております。また、これらとあわせまして、カーブ、坂道の対策として、道路の改良事業を促進しているところでございます。 平成六年度におきましても、これらの施策を推進するため、雪寒事業について総事業費千四百三十億円をもって事業を推進することとしております。
そして五十年代に入りまして、場所によって流雪溝あるいは消雪施設、歩道除雪、こういうものも加えました。さらに、市町村道の雪寒対策の強化ということで、市町村道除雪を雪寒機械の補助という形でも展開させていただきました。
さらにこれを補うためのもう一つの方法としては、いわゆる消雪施設、あるいは流雪溝によるもの、こういうものでいろいろと組み合わせながら除排雪の対応をさせていただいております。
そして、特に昭和六十三年度からは、従来から実施してきた試験的歩道除雪に加えまして、国、県、市町村が協力して、市町村ごとに策定した歩行者空間確保計画、通称雪みち計画と言っておりますが、これに基づきまして、歩道除雪、場合によっては消雪パイプあるいは無散水消雪施設あるいは流雪溝といったようなものをいろいろと地域によって総合的に組み合わせて行ってまいりました。
消雪施設は、これらの事業のうち防雪事業の一部として組み込まれておりまして、現在までに整備されております消雪施設は散水型のものが大部分を占めております。東北、北陸、山陰等の積雪地域を中心に整備が進められております。
○大石説明員 私の方も重ね重ねの申し条になるかもわかりませんが、先ほど申し上げましたように無散水消雪施設にはまだ経済的、技術的な面で解決すべき課題があるところでございます。しかし、御指摘のように事業といたしまして要望の声が高いことも事実でございます。現在のところは、補助事業といたしましては必要性が高い箇所を厳選して実施しておるのが事実でございます。
○児玉分科員 建設省に伺いたいのは、今のお話で散水型の消雪施設は北陸、東北などが中心だ。北海道では無散水、すなわちロードヒーティングその他だと思いますけれども散水型の消雪施設は北海道では合わない。ランニングコストの問題は後から触れますけれども、ロードヒーティングが非常に有効な消雪といいますか、交通安全を確保する上での適切な手段である。この点について建設省の認識を伺います。
例えば、流雪溝は今七百キロございますし、消雪施設は二千三百キロ、現実にございます。こういったようなものをさらに延ばしながら、どうしても除雪でやらなければならないところは当然除雪をやるということで、これらに要する費用が平成三年度で千三百億円ほど、私どもはこの雪寒五カ年の中で用意をいたしております。 いずれにいたしましても、その中で市町村道、これは無数の道路綱がございます。
また、今お話のありました積雪寒冷地の道路の安全確保は、第九次積雪寒冷特別地域道路交通確保五カ年計画に基づきまして、除雪、消流雪施設あるいはまたチェーン着脱場の整備等を重点として進めておるわけでございます。特に先生の地元、昨年の都道府県別の事故死者数を見ますと、いわゆる伸び率が二番目ということでございますので、特に意を用いまして積雪地の道路についてもきめ細かく配慮をしてまいりたいと思います。
この数字というのは、十年前と比較いたしまして、消雪施設については約二・一倍、それから流雪溝につきましては約二・三倍というようなことで、私どももかなり消融雪施設の設置について努力してきているわけでございますが、今後とも除雪の実施あるいはそういう消融雪施設の設置についてはその促進に努めてまいりたいというふうに考えております。
○近藤政府委員 消流雪施設の水源確保の重要性にかんがみまして、建設省としては昭和六十二年度から雪対策ダム事業を実施しているところでございますし、またその消流雪用水の導入事業についても平成二年度から創設を予定しておるところでございます。
そういう立場から、青森市などでは、豪雪地帯の都市で、全国でもやっておりますけれども、青森市では幾つかの流雪溝や消雪施設を積極的にやっております。その一つは、地下水をくみ上げて排雪をして、その地下水をまたもとのところへ戻しております。もう一つには、ロードヒーティングをやって、ヒートポンプをつくって除雪しております。こういうところは二カ所ありました。
しかし同時に、そういうことで融雪で消雪パイプ等の施設をいたしまして対応しているわけでありますが、そうした消雪施設の中で、今度は上越地域であるとか六日町等ではまた地盤沈下ということが大きな問題になってきているわけであります。
を図っていくということは、国土政策にとっても重要な課題であると私ども考えておりまして、四全総の策定に当たりましても、先生も御承知のように、豪雪地帯というのは国土面積の半分以上を占めておるわけでございますから、そういうことにもかんがみまして、豪雪地帯の置かれております制約条件でございますとか特殊事情を踏まえて、さらにはまた克雪、利雪に関する科学技術の進歩等にも対応しながら、防雪施設でございますとか消雪施設
順次お尋ねがあるのかと存じますけれども、私どもとしましては、除排雪経費というのは、昔はスコップでやるような雪おろしの経費でございましたけれども、最近では道路をブルドーザーで除雪する経費、さらに住民ニーズが高まってまいりましたので、そのほかに融雪とかそれから消雪施設、そういうふうなものに対します経費というものもトータル計算としては入れて、積雪補正というものを算入するということにいたしております。
○説明員(和田惇君) 流雪溝でございますけれども、適当な勾配がありまして、また水が確保されますと大変有効な排雪施設になっておるわけでございます。 建設省では、凍雪害防止事業というのがございますけれども、その中でこの流雪溝を取り上げておりまして、重点的に整備を進めておるわけでございます。